戸建
2025年現在、ぽんたろう家の年間住居費は約81万円(3LDK賃貸、風呂・トイレ別、並列駐車場2台付・インターネット接続無料)です。以前2021年までは街区角地の中古戸建5LSDK、敷地内駐車4台以上可、屋根裏収納あり、太陽光パネル搭載、1.5坪風呂といったスペックの家に住んでいました。
まだまだ子どもが小さいということもあったのですが、使っていない部屋が3部屋もあり、自分たち家族にはオーバースペックでした。夫の私は随分前から「このスペックの家は要らないな…今の家売って新築建てない?」などと妻に言っていました。持ち家があることはメーカー販売員には伏せて、住宅展示場に何度も足を運んだこともあります。しかし妻は以前の住宅の立地の良さ(閑静な住宅街、公立小中高の通学に困らない、多くの高校へは自転車で通学可能、駅・バス停も徒歩5分圏内)から住宅を手放すことには前向きではありませんでした。
そもそも以前の5LSDK購入の決め手となったのは、立地、家自体のスペックが売買価格といい意味で釣り合っていなかった、つまりお買い得物件だったこともあるのですが、一番の決め手は、子どもたちにとって、遊びや学びの環境が整っているだろうと思ったからです。
ある程度のキャッシュが貯まれば、繰り上げ返済はやってきました。
住宅ローンを組むことによって、私の場合、年間返済額の約120万円のうち、約23万円(月に2万円弱)を銀行に利子として支払っていました。
さらに「固定資産税」が毎月1万円ちょっとかかってきます。
それから修繕積立(やがてやってくる外壁の塗り替えやエコキュート、IHクッキングヒーターなど電気設備の故障など、一軒家を維持していくのに必要な、修繕に充当する費用)も毎月1万円以上は見ておいた方が良いでしょう(しっかり維持管理していくのなら1万円/月では少ないかも)。
見方を変えると、夢のマイホームは「金食い虫」です。ほんとに…
「新築1軒家! 諸費用込み4,500万円フルローン組みました!(*´Д`)ハァハァ」
と喜んで新築購入の話をしてくれた職場の同僚がいますが(私の住んでいる地域では4,500万円の戸建はかなり高い!2,500万円弱の建売が普通に販売されています)、残債2,000万弱の私でも給与所得と家計における住居費の収支のバランスが厳しいと思うくらいですから、4,500万円のローンとなると、首が回らなくなる(本人が現実をどう捉えるかによりますが…)、住宅ローン返済で苦しい思いをするのは想像に難くありません。
少なくとも私の場合、4,500万円のローンに耐えられるだけの経済的な余裕、精神的な余裕はありません。
賃貸住宅
次に賃貸住宅について少し考えてみたいと思います。
この記事をご覧になっている方の中には、住まいが賃貸住宅の場合、家賃補助が支給される企業に勤めている方もいらっしゃるのではないかと思います。
私の勤め先の場合、6万円以上の家賃の賃貸住宅に住んでいる場合、最大で27,000円の家賃補助が出ます。
家賃6万円台で、親子3~4人が住めるような広さの物件は大都市にはなかなかないと思いますが、今回私の住んでいる地域の住宅事情で考えました。ご了承ください。
あくまで一例として計算してみます。
築20年賃貸アパート3LDK(駐車場2台込み 68,000円)の場合
68,000 ― 27,000 = 41,000円(毎月家賃の実質負担、家賃補助による所得税UPは考慮せず)
賃貸契約(多くは2年契約)時の仲介手数料 68,000円
年間火災保険料 5,000円(→オーナーが任意の損害保険会社を選んでいいと言ってくれるなら日新火災の「お部屋を借りるときの保険」がおすすめです!オーナーや管理会社、不動産会社指定の損害保険会社の火災保険料より、かなり割安です!
年間 合計 約521,000円となります。
我が家の場合、賃貸住まいにすれば年間70万円ほど浮きそうです(^-^)
私の住んでいる地域では3DKの駐車場2台込みの物件を探せば5万円台でごろごろ出てきますから、実際は年間80万円ほど浮く算段となります。
この80万円を預貯金あるいは投資などの資産形成に充ててサラリーマン早期リタイアへの一助としたいところです。
中古戸建オーナーとなって、10年弱。結果論ですが、私は「持ち家不要論」を説きます。
既に知り合いの不動産業者に住宅売却の意向を伝え、私が住んでいる地域で中古物件を探しているお客さんがいれば紹介してもらう依頼をしています。
「住居は資産だ」などとハウスメーカー営業マンはじめ、吹聴する人は大勢いますが、土地そのものの価値は10年、20年経っても上物(建物)に比べると大きく目減りしないのですがその一方で、建物は新築した瞬間から、価値はどんどん目減りしていきます。築10~15年経つと価値は半分に、30年経つとほぼ価値を持たなくなるなどと言われたりもします。当然その住居に価値を見出す人、見出さない人それぞれいると思うのですが、住居の価値は新築からの経過年数と共にどんどん下落するというのが不動産相場なのだそうです。
先に紹介した新築1軒家4,500万円の住宅ローンを組んだ同僚が、住宅メーカーの担当者から言われたそうです。
「頭金入れなくても増額借り入れ分の利子は住宅ローン減税で相殺できるから、あまり心配しなくていいですよ♪」
…これヤバイですよね。同僚、カモネギになっています…。
多少の現金を手元に残しておきたい、若くて無知な同僚は、納得して当初の予算をオーバーした新築住宅を多額の住宅ローンを組んで購入契約したのでした。
キラキラ、お花畑の生活を夢見る気持ちはわかりますが、ある程度の知識や知恵が必要です。
無知の知(自分が何も知らないことを知る)も必要です。
ユーチューバー、インフルエンサーがよく言っていますが、本来、義務教育や家庭内教育でこの辺りの教育は必要なのです。
残念ながら世の中の仕組みがそうなっていません。
世の中の仕組みを知ることはとても大事です。
数学の公式や英単語を覚えるよりも大事です。
ぜひ皆さんもこれから、世の中の仕組みをしっかり学んでいってください。
まず、そこそこのライフステージで必要となってくる「住居」は異なってきます。
結婚→出産→育児と変化していくライフステージをモデルとして考えた場合の私の考えです。
1.同棲・新婚期 1~2年と設定
パートナーと2人で生活していく上で、「2階建て木造4LDK以上」などといったハイスペックな家はまず必要なく、賃貸に住むのが良いと考えます。
2.壮年期(妊娠・出産・子育て)期 20年くらいと設定
この辺りで1~2LDKの間取りの住居では手狭さを感じてくる人が多くなってくるのではないでしょうか?
「自宅の庭で子どもをのびのび遊ばせたい…」
「子ども部屋を与えたい…」
「子どもが出す音が、近所に迷惑をかけてないか不安…」
「荷物も増えてきたし、たくさん収納スペースが欲しい…」
「夫婦の部屋とは別に親の部屋が必要…」
この層の人たちが不動産業界にとっても重要な物件購入層となります。
ただ「メゾネットタイプ」の賃貸や、「一軒家」賃貸も十分に検討の余地があります。
3.中年期 20年くらいと設定
子育てを終え、中年から高年にさしかかる頃、4LDKで建てた家は1.同棲・新婚期のところで説明した通り、二人暮らしにとっては広すぎます。
もしそこそこ広い戸建を所有しているのであれば、売却し、賃貸に切り替えるか、どうしても持ち家がいい場合は、間取りやスペックを落とした物件(中古含む)の購入でいいでしょう。
4.高年期 20年くらいと設定(平均寿命から大まかに算出)
パートナーを失い、4LDKの持ち家に一人住まいとなって早5年…。最近は足腰も弱くなって2階に上がるのも億劫になった。近所付き合いもなく、家の中一人ぼっちで過ごす日々。デイサービスに通所する気分には気が重くなれない。2階のトイレはもう1年以上使っていない。
子どもが久々に県外から遊びに来て2階の様子を見に行くと、2階はクモの巣だらけ。収納スペースが十分にあったので物は捨てずに大事に持ち続けてきた。不必要な荷物がたくさんある。築30年が経過し、最近は雨漏りするようになった。新しい家と比べると夏は暑いし、冬は寒い。庭の草木が伸び放題で雑然とし散らかって見える。キッチンのIHヒーターも壊れてしまい、調理はカセットコンロで済ませている、食洗器からはドブの臭いが…。外壁に手を触れると粉がつく(とっくに外壁の塗り替え適期を迎えているがしばらく放置)。
1~4のステージのうち、強いて言うのであれば
2の妊娠・出産・子育て期のステージでしか、持ち家は必要ないと考えます。
私自身、過去に戸建住宅を持っていながら言うのはなんですが、
「持ち家は不要」です。
当然、パートナーや子どもが新築一軒家を望みまた、ご自身も住宅を所有することにより、
購入価格に見合うだけの価値を感じる、幸せを感じることができるのであれば
買うべきだと思います。
最後にネガティブなお話なのですが、
日本人の離婚率ですが簡易的な統計で3組に1組(33%以上!)が離婚しているそうです(*_*)
住宅ローンを組む時、共働き世帯では、夫婦で連帯債務ローンとすることがあります。
離婚となると、その辺りの夫婦共同財産分与の問題も生じてきて、トラブルが増えて
きますので、住宅を購入するとなった時はその辺りに関しても慎重な判断が必要です。



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